このページではJavaScriptを使用しています。

ニュースリリース

2014/12/15

トーヨーエイテック、タイの自動車部品生産拠点「TACT」の開所式を実施

 トーヨーエイテック株式会社(本社:広島市南区、社長:本郷義昭)のタイにおける自動変速機用オイルポンプの生産拠点「トーヨーアドバンスドテクノロジーズオートモービルコンポーネンツ(タイランド) Co., Ltd.」(以下TACT)が本日、開所式を実施しました。

 式典にはTACTの塚穴社長をはじめとする社員全員に加えて、トーヨーエイテックの本郷社長など関係者が出席。テープカットに引き続き、開所を祝うスピーチなどが行われました。開所式で挨拶したトーヨーエイテックの本郷社長は、「本日、TACTの開所式を迎えることができたのは、多くの皆様のご支援によるものであり、心より御礼申し上げます。タイは自動車産業にとって魅力ある生産地であり、TACTはMPMT(マツダパワートレインマニュファクチャリング(タイランド)Co., Ltd.)やマツダグループと共に、タイの益々の発展のために貢献して参ります。また『良き企業市民』を目指し、TACTで働くタイの方々が心から誇りを持てる工場にしたいと思います」と述べました。

 トーヨーエイテックは工作機械、自動車部品、表面処理の3つの事業を展開。自動車部品事業では、東広島工場を主力工場として自動変速機用オイルポンプ等を生産しており、マツダ車に搭載される「SKYACTIV-DRIVE」用オイルポンプについては、全数を同社が供給しています。マツダ株式会社がタイに新トランスミッション工場MPMTを建設し「SKYACTIV-DRIVE」を生産するとの決定を受け、トーヨーエイテックもMPMT向けオイルポンプをタイで生産することを決定。初の海外生産拠点として、2013年7月に100%出資の現地法人TACTを設立しました。

 TACTはトーヨーエイテックの東広島工場をマザー工場とし、工作機械メーカーでもあるトーヨーエイテックが新たに開発した中型マシニングセンター(TVM-35)をはじめ最新の設備を導入しています。MPMTの工場内にスペースを借り受けて、総投資額約12億円で年間40万台の生産能力をもつラインを完成させました。これにより「SKYACTIV-DRIVE」用オイルポンプの供給は、マツダ防府工場(中関)向けを東広島工場が、MPMT向けをTACTがそれぞれ担うことになります。

TACTの概要

会社名

Toyo Advanced Technologies Automobile Components (Thailand) Co., Ltd. (TACT)
トーヨーアドバンスドテクノロジーズオートモービルコンポーネンツ(タイランド) Co., Ltd.

会社設立 2013年7月
総投資額 約12億円
資本金 約12億円
資本構成 トーヨーエイテック株式会社:100%
所在地

No. 246 Moo 7, Tambol Bowin, Amphur Sriracha, Chonburi Province, 20230 Thailand
(マツダパワートレインマニュファクチャリング(タイランド)Co., Ltd. 工場内)

事業内容 「SKYACTIV-DRIVE」向けオイルポンプの製造・販売
社長 塚穴 紀生
従業員数 32名